前回、自分で実際に使っている電子書籍サイト・アプリをまとめた。
だが、テレビCMやネットのバナー広告などで見かける通り、それ以上に
電子書籍のサイトはあるらしい。
投資先として有望なところはあるのか気になるので、
自分で使っていないところもまとめてみよう。
グーグルで検索してみたら、
集英社クリエイティブ の電子書店一覧、で57書店(2020.3.21現在)紹介されていた。
かなり充実した電子書籍販売店のリンク集になっている。
だが、すでに閉鎖されていたり、名称が変わっていたりするものもあった。
このデータを元に、ここに載っていないサイトで見かけたところも
併せて、ざっとまとめていく。
基本的に漫画の電子書籍取り扱いサイトをまとめた。
漏れ、抜け、間違い、面倒になって調査放棄など
多々あるので参考程度にどうぞ。
この記事は以下、このような内容でまとめてあるよー。
・表でまとめ
・各サービスについて一言
・おすすめの使い方、総合まとめ
・表でまとめ
まずは大雑把に、表で。〇は利用可能、×は利用不可、空白は調べていない。
WEB: ブラウザで利用可能
App store: iPhoneアプリあり
google play: androidアプリあり
windows: windowsアプリあり
専用機器: 電子書籍閲覧に特化した専用機器あり
〇※1: 各公式アプリサイト以外からダウンロード可能
・各サービスについて一言
まずは全般について。メーカー直販系:自社の品ぞろえに関しては最強、おまけも付いていることがよくある。が、それ以外が薄め。
プラットフォーマー系:自分の使っているプラットフォームなら使って損なし。品ぞろえも十分。
書店、通販系:通常本屋に並んでいるような本は一通り欠品なく揃う。
取次系:品ぞろえは薄めだが、マイナーな出版社に強いことがある
その他 、不明:サイト説明にたどり着けなかったり、説明が不十分だったり。できるなら利用を避けたほうが良さそうだ、と判断したサイト。
1、ジャンプBOOKストア!
集英社公式漫画サイト。集英社の漫画社作品ならほぼ全て、ある。
ただし、雑誌の 週刊少年ジャンプ の取り扱いは特殊で面倒。
2、マーガレットBOOKストア!
集英社公式の少女漫画サイト。集英社の少女漫画ならほとんど扱っている。
3、kindleストア (amzn)
取扱書籍数は間違いなく最大級。迷ったらここで問題ない
iPadで文字系を読むと、表示がおかしくなるので注意。
4、Apple Books (aapl)
iPhoneの標準ストア。品ぞろえはgoogle同等だが、使ったことないので不明。
5、Google Playブックス (googl)
andoroidの標準ストア。購入してある本はiPadでも読める。
iPadは文字系は表示がおかしいので、文字系はandroid推奨。
6、LINEマンガ (3938)
LINEの利用者数を背景に、利用率は高いらしい。
7、コミックシーモア
NTT孫会社。ドコモケータイ向けから発展。コミック、ライトノベルに強い
8、めちゃコミック (4348)
商社、双日系。インフォコムの子会社が運営。コミック系。
コマ単位表示で、画面の小さな"ケータイ"特化。スマホは対応していない…?(ストア検索で出てこない)
現代の大画面な表示環境だと、逆に読みづらい。
9、eBookJapan (3658)
Yahooブックストアと統合。コミックがほとんど。
10、BookLive!
凸版印刷、TSUTAYAが親会社。
11、まんが王国 (3981)
優待があるので、普段使っている人なら株買ってから使ってもいいかも。
だが100株で1000ポイント、そこまで利率の良いものではない
違法サイト「まんが村」に名前が似ていたため、当時何らかの影響を受けていた様子
12、dブック
dアカウントがあれば、ドコモじゃなくても使える。
ただし、dアカウントは「ドコモ系mvnoのスマホ」では、
セキュリティの関係上利用できない。
(2019年10月頃、問い合わせた回答)
13、Rakutenブックス (4755)
楽天を使うなら、使って損はない。
取扱書籍はコミックだけではなく、文字メインのものも多い。
14、BOOK WALKER
角川グループ子会社。角川系の漫画、小説、雑誌が豊富。
15、honto (7912)
大日本印刷株式会社が運営。老舗。
丸善、ジュンク堂といった大手リアル書店を子会社に持つためか、
種類は豊富な印象。
16、アクセスBOOKS
携帯3社の公式サービス?らしい。
アプリなしでブラウザのみ?のようだ
17、アニメイト ブックストア
アニメイトの電子書籍版。
18、いつでも書店
サイトデザインが旧世代で、終了のお知らせ、が目立つ。
19、オリコンブックストア
サイト説明が旧式。アップル対応もしていない様子。
20、COCORO BOOKS (6753)
シャープが運営。
かつて販売していた電子書籍端末に対応しているが、撤退ムード。
21、Kinoppy
紀伊國屋書店の電子書籍サイト。
本業のためか、力を入れている印象はある。
コミック以外も取り扱いが豊富なようだ。
22、ギャラコミ
ネット回線がないと読めない?ような注意書きがされている。
アプリもない、とあるため、通信料が心配だが良く分からない
23、クランクイン!コミック (4347)
スマホ、タブレットでのみ閲覧できる。
調べられなかったので良く分からない。
24、comico
韓国の会社、NHNの子会社。オリジナル作品のみ取り扱いしている。
25、Comic Festa
年齢制限コミックを得意とする出版社の経営する書籍サイト。
26、コミなび (3678)
月額払いで2割程度ポイント割増でお得になる。
サイト注意文が、ケータイ全盛の時代向けで、スマートフォン向けではないのが気になる
27、スマートBookストア
対応しているのがandroid限定の様子。
windowsから閲覧できるサイトも古い。
運営会社の表示もなく、胡散臭い印象だけがある。
28、セブンネットショッピング
利用方法に関して、説明書きが丁寧で、購入前に疑問となる点も特にない。
さすが大手。
29、ソク読み
小学館電子コミック公式ストアとしてスタート。
7914共同印刷の子会社。
30、DMM電子書籍
アダルトコンテンツの作成が祖業の企業。
そのため、アダルトコンテンツに強く、プライベートを守る設定もある様子。
人に見せたくない本を買うときは、ここがいいんじゃないかな。
31、Amebaマンガ (4751)
サイバーエージェントの運営。
サイバーエージェントの特典が若干入る以外はあまり特徴の見られないコミック系サイト。
32、どこでも読書
ケータイ時代から存在し、ダウンロードするファイル形式も各種選べるらしい。
33、どこでも本屋さん (3678)
nintendo3DSに対応しているという、珍しいサイト。
34、ニコニコ静画
角川系、ニコニコ動画の画像投稿サイト部分。オリジナル作品も。
読者がコメントを投稿できるため、
疑似的に「だれかと一緒に読んでいる感」があるのが特徴。
35、HeartOne BooKs (1925)
ダイワハウス子会社が運営。会社のサイトに運営していることの紹介が一切ない。
サイトデザインはきれいで見やすいが、運営会社の沿革・事業内容に紹介がないため
今後の継続に関しては不安しかない。
36、HAPPY!コミック
動作環境の制限が厳しく、機種以降も手間がかかる様子。
利用者から見て、他のサイトと比べていい点は一つも見つからない。
37、ひかりTVブック
NTT系。コミックシーモア、dブックとここがNTT系。分裂しすぎてないかな。
看板別でも内部でデータ共有できるなら強いのにな。
38、pixivコミック
イラスト投稿SNSの会社が運営。
祖業の都合、無料閲覧やオリジナルコンテンツが多い。
39、フジテレビオンデマンド
フジテレビ。
動画がメインで、漫画はおまけ?
40、BOOKSMART (4829)
青年コミック、アダルトコンテンツを推している様子。
…DMMで事足りそう。
41、ブックパス
auID必須だが、au以外でも使える。
読み放題プランがある。
42、まんがこっち!
2Dfactoという、大日本印刷子会社運営。ケータイ時代からある様子。スマホ対応は詳しく書かれていない。
honto、と運営元はほとんど同一なので、こちらはそのうち消滅しそうな印象がある。
43、漫画全巻ドットコム
漫画アプリ「スキマ」、BL書籍メインのネット書店「ホーリンラブブックス」、
同人誌や設定資料集などオンラインショップ「まんが王」なども運営している。
…?全部知らないサイトだ。デザインの手直しはされているようだから、もうしばらく生き残っていそう。
44、マンガBANG! (4424)
広告表示で無料で読める漫画サイト・アプリ。
お金を出せば広告少なく、あるいはなしで読めるようだ。
2020.3現在のコロナショック、外出自粛要請。
その影響で閲覧回数は増えそうだが、広告単価は落ちそうだ。
45、マンガボックス (2432)
漫画投稿サイトのようだ。
購入ページが見つからない。
46、mibon (8267)
イオン子会社、未来屋書店運営。
47、music.jp (9438)
音楽のサイト。
漫画も取り扱いがあるが、ブラウザ対応のみ。
このサイトを既に使っていてついでに漫画も見てみるか、という人なら候補。
48、モビぶっく (2330)
フォーサイド、の子会社が運営。
ブラウザ版しか無いようだ。
49、やまだ書店 (9831)
ヤマダ電機が運営。ヤマダ電機のポイントが余っている人なら使う価値がありそう。
50、ヨドバシ・ドット・コム (非上場)
全商品、20%ポイント還元。
非常に一番使いやすく、分かりやすいのが利点。
私のメイン電子書店。
51、ラクラクコミック (9438)
エムティーアイ、の子会社運営。
music.jpと分ける意味が分からない。
52、Reader Store (6758)
ソニーの運営。プレイステーションなどでIDを作っている人なら使ってもいいかも。
PSVITAやreaderなど、専用端末の販売は終了している。
53、ekubostore (4348)
めちゃコミック のアダルト版。
54、コミックmini
ケータイ、時代の販売サイト。
過去の遺物といっていいと思う。
運営会社のホームページにも、このサイトに関する項目が存在しない。
55、電子書店コミスト
2016年開始のようだが、閲覧環境は良くない。
わざわざここを選ぶ理由がない。
56、U-NEXT (9418)
映像配信サイト。
ネット通信ができる環境であれば、大抵の端末で閲覧できる。
漫画より映像作品を優先して、少し漫画も見ようかな、という人には手間がない。
57、Renta! (3641)
株主優待で1万円+消費税相当のポイントが得られる。
48時間レンタルで安く見られる。通常の購入もできる。
有名作品は抜けていることがあるが、マイナー作品に強い。
同一運営で犬耳書店、パピレス、というサイトも存在する。
58、サイコミ (4751)
サイバーエージェントの子会社、Cygamesの運営。
ほぼオリジナル作品のみ。
59、Neowing eBooks
存在はするが、良く分からない。
デザインは割と見やすく、注意書きも全般として分かりやすい。
60、電子文庫パブリ
どこでも読書、のコミック以外版。
・おすすめの使い方、総合まとめ
電子書籍を選ぶ場合、紙の本との違いを知っておく必要がある。
・一部記事が削除されたり、追加されたりしている
・そもそも電子書籍では取り扱いのない本もある
・たくさん買ってもかさばらないが、何か表示する端末が必要になる
・書店によって、閲覧する端末の種類や数、やダウンロード機能の有無等の違いがある
→便利な書店を選ぶ。
・IDやパスワードの紛失、忘却によりそれまで購入した書籍が見られなくなる
→メモ必須。
・キャリア契約のログインの場合、キャリア変更やsim紛失するとログインできなくなることがある
→各サイトでIDを作っておけば、キャリア変更やsim紛失しても問題なくログインできる。
使いやすそうだな、と判断したサイトは、表の左端を青色でマークした。
品ぞろえが豊富で一通り揃ったり、使い方によってはかなり廉価に書籍を入手できる。
特にこだわりのない人はamazonのkindleをストアをメインに、他のサイトをセール時に利用する程度で問題ないと思う。
私の使っているサイトは、こんな感じ。
メイン:ヨドバシカメラ (使いやすい、常に20%ポイント還元)
サブ:その他(セール、割引、ヨドバシカメラ取り扱いのない商品)
で使い分けている。