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2020年11月26日木曜日

超長期(永久)保有予定の株主優待銘柄紹介

私が既に保有しており、株主優待が継続する限りは売却予定のない銘柄とその理由をを紹介。
まずは該当銘柄と優待内容から。

コード業種銘柄優待権利確定月優待内容
3641情報・通信(株)パピレス3月末Renta!のギフトコード
7455小売業(株)三城ホールディングス3月末、9月末株主優待券(20%or10%割引券)
8267小売業イオン(株)2月末、8月末買物キャッシュバック
9831小売業(株)ヤマダホールディングス3月末、9月末株主優待券(最大50%割引)
9861小売業(株)吉野家ホールディングス2月末、8月末株主優待券(商品券)

次。
超長期(永久)保有を予定する、その理由。(利点)
・自社関連商品を優待に採用しており、優待の中止廃止リスクが低い。
・優待により、私の生活、娯楽コストの節約というリターンがほぼ確実に得られる。
・ある程度の規模、体力、成長があり、今後長期にわたって企業存続が期待できる。
・仮に株価が下落したとしても、優待と合わせると合計損益がマイナス、となることがほぼない
・企業が成長すれば、株価上昇や配当の増加により、優待以外のリターンも期待できる


超長期(永久)保有に対する、懸念点。(注意点)
・小売り関連事業に集中しているため、景気悪化に弱い
・成熟企業が多く、株価上昇はそこまで期待しにくい
・店舗の撤退や私の引っ越しによっては利用できなくなる可能性がある


これらの銘柄に対する投資の感覚としては、株式投資というより、債券投資に近い。
直接的な金銭ではないものの、優待だけでリターン年3%~11%程度になる。
自分に合った優待銘柄があれば、探してみるのも面白いかも。


それから、以下は自分で調べたものではないが、うまくまとまった優待情報だったのでリンクしてみる。
youtube、カブ主優待ライダー、という方の動画2本。
合計3時間あるが、スライド形式なので飛ばしたり、倍速再生で見ても内容把握しやすく、有用。

株主優待総合利回りランキングベスト70(前編)
https://www.youtube.com/watch?v=b4Qi5mty5uo

株主優待総合利回りランキングベスト70(後編)
https://www.youtube.com/watch?v=48F_53PuGM0

2020年9月の動画らしい。
これだけまとめるのはそれなりの作業量なんだろうな。

2020年10月20日火曜日

現状投資比率メモ

 投資用資産の、おおよその比率をメモしておく。

国内個別株        50%
現金(IPO用、買増用)    32.5%
外国株、投資信託    17.5%


私は株主優待株を好むため、国内個別株への投資が多い。
また、国内個別株のうち、自社株の持株会が半分程度。

外国個別株は2018年3月頃に買った3銘柄。
有望だろうとは思っていたが、想定以上、2~4倍程度まであがっている。
投資額少なめだったのが悔やまれる。

投資信託は昨年末、今年のNISA枠初日分として全額使用した
グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)
の他、レバレッジバランスファンドがほぼ全て。
レバレッジを掛けていないファンドの保有は少ない。

現金は、株価低迷・下落トレンドが続くものと考えて
比率を上げていこうと考えていたが、
株価が思ったほど下落せず、堅調な動きとなっていた。
我慢できず、この1か月で投資資産全体の10%程度の現金を、
国内の値動きの軽い株に投下。
幸運にも、投資資産全体から見て2%程度の含み益を生んでいる。

国内個別株に偏った、投資比率の補正が現在の課題。
株主優待や堅調な株価、という誘惑に負けすぎている。

2020年5月24日日曜日

コロナショックで約50万円損失確定。

結果だけメモ。

3月16日、アメリカトランプ大統領のロックダウン宣言。
 →ほぼ大底で保有資産を一部損切り。約17万円損失確定。

4月1日~ コロナウイルスの影響が長期化しそう、という状況
 →日経ダブルインバースを買いはじめる。
  一瞬利益の出たところでさらに買い増ししたところ、下落。
  買い増ししたらさらに下落。

5月21日 日本、世界でロックダウンや緊急事態宣言の解除が始まる
  →耐え切れず。日経ダブルインバースを損切り。
   約35万円損失確定。
   含み益のあった銘柄も同時に手放し、税金圧縮を図るというせめてもの保身。

自身の投資方針(下落時に買い増し)を無視し、感覚に頼った結果、ダブルビンタを食らった状態。
やっぱり素人は機械的に行動するべきかな。


株価はどれだけ下がったか?直近高値と比較する

ここで書いた予定通りに資産投下しておけば、今頃は下落の影響を免れていた。
まあ、後の祭り。
資産の一部だし、致命傷は負ってないから良しとしよう。

2019年12月18日水曜日

IPO初当選。得た利益は?


前書き

IPO(新規公開株)は、俗に「お金持ちの宝くじ」といわれる。
その理由は、当選確率が低く、当選した場合に8~9割の確率で利益が出るため。

IPOとは?
非上場会社が、証券取引所に上場すること。
これにより、その銘柄が取引所で取引可能になる。

各銘柄の上場前、各証券会社は投資家に対してこの銘柄を発行する。
ブックビルディング(BB):この株欲しい人、集まれ~
を行い、希望者の人数、数量を確認する。
通常、購入希望が発行数量より多いため、抽選で購入者を決める。
このとき、価格も決まる。この価格は
【公募価格】、【発行価格】、【売出価格】と呼ばれる。
そして取引所に上場し、取引されると値段が付く。
初回についた値段は【初値】と呼ばれる。

毎年、おおむね8~9割の確率で、初値は公募価格より高い価格となる。
運よく当選した投資家は公募価格で新規公開株を購入できているため、
初値で売却することで、高確率かつ効率的に利益を得ることができる。

公募価格に対する初値の上昇率は銘柄によって大きく異なる。
時期によっては損失が多いこともあるが、100%以上の上昇も珍しくないため
高確率で、投資金額に対して高額の利益が見込める、割の良い投資。
宝くじは期待リターンはマイナスだが、IPO投資は大幅なプラスが見込める。

IPO投資の始め方の説明や、各銘柄の見込み予想などはこのサイトではしない。
(そこまで詳しくないので。)
IPO投資についてまとめていたり、各銘柄の予測をしている情報サイトは多いので、
ありがたく参考にさせてもらおう。
「IPO 予想」で検索するとその時の旬なブログさんが出てくる模様。


本題。

当選銘柄、当選証券会社等について

松井証券にて当選したもの。
4484 ランサーズ 500株申し込み
 公募価格730円で100株当選、購入。
 初値の842円で売却。税・手数料計算前で11200円の利益。
(売却日:2019.12.16月曜日)

SBI証券にて補欠当選し、繰り上げで購入できたもの。
4478 フリー(株) 400株申し込み。
 公募価格2000円で300株繰り上げ当選、購入。
 初値売りを忘れたり、売りと買いの指値を何度か間違えるなど、
 降って沸いた幸運への動揺から妙なミスを連発したが
 何やかやで税・手数料計算前で199700円の利益。
(売却日:2019.12.17火曜日)

通常の当選も、補欠当選からの繰り上げ当選も初体験。
おいしい餅代となりました。

2019年7月16日火曜日

オリジナルのバランスファンドでほったらかし投資をはじめてみる(松井証券)3

自分の目標ポートフォリオを確認する。
初期投資;4万円
積立投資;毎週2000円



  この資産配分、積立金額にした理由は以下。
・グローバル3倍3分法なる物珍しい仕組みに興味があった
・日本株は株主優待目当てで個別株で保有しているので除外
・日本の資産は給与や預金など、何らかの方法で保有していることが多いので少な目に設定
・債券はグローバル3倍3分法に実質的に含まれているので除外
・投資金額は控えめにしてある。
 ITバブル崩壊、リーマンショックのような大きな景気後退への恐怖心と、
 その大きな景気後退時の追加投資を行うことで損失を避けて利益を得よう、
 という悪魔の囁きに負けたため
追加投資予定など
・ドローダウン20%,30%,40%,50%で適当に追加投資
・なんとなくで作成した仮のポートフォリオなので、より良いものがあれば変更する

松井証券ではリスクリターンを算定できる目標ポートフォリオを組むと、
何年後にどの程度の結果になるのかを 表示してくれる。
100万円初期投資で10年後の上位5%,20%,50%,80%,95%が
シミュレーション結果として例示されているようだ。
だが、グローバル3倍3分法が解析対象外で表示されないため、
今回は他サイトを使って分析してみる。
個人サイト?システム提供者に感謝。
実質的な結果に近づけるため、計算に用いる期待リターンには
リターン - 信託報酬 の数値を採用した。

期待リターン:9.05% リスク:22.95%
元本:100万円 総投資額:0万円 期間:10年
(期待値:237.8 標準偏差:175.2 中央値:191.5 最頻値:124.1)
by 長期投資予想/アセットアロケーション分析

10年後の元本割れ確率は 16.2  らしい。
期待リターンは上位に引きずられて現実的ではない数値になるので、
上位70%前後が自分のリターンかな、と想定しておく。
最頻値で年率+2%以上で、上位70%のリターンが高く、
元本割れ確率が低くなるようにポートフォリオを設定していきたい。
…いろいろいじって数値の出現パターンを見ていたら、
最頻値でのリターンがプラスの時は、積み立てていくよりも一括投資したほうが
計算上は全体のリターンが改善し、元本割れ確率も下がるみたいだ。
余計な恐怖心と悪魔の囁きは、やはり投資にはマイナスらしい。

2019年7月8日月曜日

オリジナルのバランスファンドでほったらかし投資をはじめてみる(松井証券)2

既存バランスファンドより低コストで、かつハイリターン。
自分好みの資産配分を実現したオリジナルバランスファンドの自作に挑戦する。

自作ポートフォリオに組み込んだ25%の「その他」は、これ。
グローバル3倍3分法ファンド
https://www.nikkoam.com/products/detail/944432
その特集サイト
https://www.nikkoam.com/sp/3bai3bunpo

数行でどのようにできているか 自分用まとめ
・まず、リターン、リスクが好ましい分散ファンド(1倍バランス)を作る
・先物を利用し、バランスそのままで3倍相当の分散ファンド(3倍バランス)にする
・リスクは株より低く、リターンは株より高い(日本株の2倍!?)結果が出る
この通りの結果になるならすごいが、都合がよすぎるのでスマートベータのような印象がどうしても残る。

日興アセットマネジメント株式会社 のサイトより図を引用。



松井証券のシミュレーションに用いているデータが上記のデータとは異なるので、
松井証券の取扱商品でほぼ同様になるよう、グローバル3倍3分法の1倍バランスを組む。
うーん?リスク倍増、リターン2割減になってる。
3倍バランスだとリスクもリターンも 3倍になるから…うーん。

3倍3分法を入れた、自分のリスクリターンを測る。

合計で150%バランスのためか、単純に3倍3分法の運用期間が短いせいか、
リスクとリターンを直接計算できない。
100%バランスを作り、そのリスクとリターンを1.5倍する。
おおよそ100%バランスとなるポートフォリオは、下の図の右側になる。

ここまでのポートフォリオについてのリスクリターンをまとめる。
-1θが6~7年に1度程度のマイナス、-2θで44年に1度程度のマイナス。

リターン(%)リスク(%)信託報酬(%)リターン/リスク-1σ-2σ
投資規模(%)
ロボアドのまま6.214.900.32380.4161-8.70-23.60100
3分法(?)4.311.200.16450.3839-6.90-18.10100
3倍3分法(?)12.933.600.47520.3839-20.70-54.30300
オリジナル1倍6.215.300.17030.4052-9.10-24.40100
オリジナル9.322.950.24450.4052-13.65-36.60150


松井証券のデータで概算すると、3分法の成績がそれほどでもない。
先物を利用すると実質為替ヘッジされた状態になる、とあったから、
単純に資産バランス組み立てて掛け算したこの方の数値とは実際は違うのだろう。
 ロボアドが案外優秀な結果になっている。

 各資産クラスで採用されているリスクリターンもまとめると

リターン(%)リスク(%)信託報酬(%)リターン/リスク-1σ-2σ
日本株式5.918.900.15120.3122-13.00-31.90
先進国株式8.420.800.10790.4038-12.40-33.20
新興国株式9.924.500.19480.4041-14.60-39.10
日本債券0.11.700.12960.0588-1.60-3.30
先進国債券3.510.700.15120.3271-7.20-17.90
新興国債券5.113.700.23760.3723-8.60-22.30
国内リート4.519.200.18360.2344-14.70-33.90
海外リート8.922.500.2160.3956-13.60-36.10
5.619.700.50380.2843-14.10-33.80

これを見ると、下手に分散するより先進国株式投信1本のほうがいいのかもしれない。

当面はオリジナルポートフォリオを積み立てて、どうなるか様子を見てみよう。


オリジナルのバランスファンドでほったらかし投資をはじめてみる(松井証券)3 

2019年7月7日日曜日

オリジナルのバランスファンドでほったらかし投資をはじめてみる(松井証券)

既存バランスファンドより低コストで、それ故にハイリターン。
自分好みの資産配分を実現したオリジナルバランスファンドの自作に挑戦する。

バランスファンド。
投資信託のうち、様々な資産クラスをまとめ、1商品だけで分散投資を完結できるように設定された便利なファンド。
自動でリバランスもしてくれるため、自分でインデックスファンドを組み合わせて保有する場合に比べて手間がない。
ただし、欠点はいろいろと指摘されている。
そのあたりは既存の優れた記事があるのでそれを紹介。

バランスファンドが本質的にダメな4つの理由
山崎 元:経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員
政治・経済 山崎元のマルチスコープ

初心者向きはウソ。バランスファンドの7つの注意点
山崎元 ホンネの投資教室

バランスファンドのメリットとデメリット、注意点を解説! | 俺たち株の初心者!


ダメな理由をまとめると
(1)コストが高い
最大の理由。コストはリターンを確実に蝕む。
(2)細かな資産配分のコントロールができない
各個人にとっての理想の資産配分のファンドは、見つかりにくい。あるいは、ない。
理想の資産配分にしようとして複数のバランスファンドを保有すると、
現在の投資バランスが何%ずつかを把握しにくくなり、保有資産配分の計算が手間になり
リスクリターン比率のコントロールができなくなる。
保有ファンド・投資先が増えると、リバランスを手動で行う手間も時間もかかってしまう。

松井証券はこの「バランスファンドがダメな理由」を無くすことのできる仕組みを作った。
やることは初期設定だけ。さらに、気に入らなければいつでも資産配分を変更できる。
具体的な手順は

0、口座開設、入金
まずは口座開設しないと進まない。それから、初期投資金額と当面の追加投資金額を準備する。
1、ポートフォリオ作成
好みの資産配分を決める。既存の投資信託を組み合わせて設定する。
君は松井証券が提供するロボアドバイザー機能のポートフォリオ提案をそのまま
受け入れてもいいし、受け入れなくてもいい。
既存バランスファンドをそのまま真似して低コスト化するのもいいかも。
各種リバランスにより、この目標ポートフォリオは楽に維持できる。
2、初期投資金額を決める
最低10000円以上1円単位で設定できる。
もしかしたら0円でもできるかもしれないがやってないからわからない。
3、追加投資設定をする(リバランス積み立て)
毎日、毎週、毎月、いづれかの頻度で、指定金額を追加投資できる。
100円以上、1円単位で設定可能。設定したくなければ、しなくてもいい。
4、リバランス設定をする
年に0~4回で設定できる。
初期設定の目標ポートフォリオから増えた資産を売り、減った資産に回す。
売却時に税金がかかってしまうので、投資資産が巨大な場合以外は設定なしにしておきたい。
5、以上。
あとはのんびり待つだけ。
追加投資(リバランス積立)するなら、自動入金の設定もしておいたほうが楽できる。
好きな時に、気になる項目をいじってもいい。
投資信託同士を比較・評価してくれるロボアドバイザー(無料)で、
目標ポートフォリオに組み込んだ投資信託を眺めるのもいい。

これまで、どの証券会社でも、指定金額を指定日に購入していく仕組みはあったが、
それだけではどうしても目標としていたポートフォリオからズレるため、その補正のための
リバランスの手間とコストがかかっていた。(かかるから私はしていなかった。)
それが、いつの間にか、松井証券は手間とコストを削減できる仕組みを始めていた。
「リバランス積立」積み立て時、自動でポートフォリオのバランスを整えてくれる。
「自動リバランス」年4回までの指定日、自動でポートフォリオのバランスを整えてくれる。
「今すぐリバランス」いつでも、ボタン一つでポートフォリオのバランスを整えられる。
「一括購入でリバランス」いつでも、追加購入でポートフォリオのバランスを整えられる。

売買が絡む「自動リバランス」「今すぐリバランス」も手間を劇的に減らしているが、
利益確定による税金発生を繰り越しできる「リバランス積立」「一括購入でリバランス」
が手間だけでなくコストも削減しており、素晴らしい。
既存のバランスファンドへの手数料を払うことなく、無税リバランスでリターンが高まる。
既存のバランスファンドでは存在しない自分好みのバランスのポートフォリオを設定できる。

で、とりあえず設定してみた。
ハイリスクハイリターンのものをおすすめされるように設問を選択し、
ロボアドバイザーにおすすめされた設定がこれで、
それをもとに自分好みにした設定がこれ。

特殊なファンドをポートフォリオに入れてあるため、ポートフォリオ全体でのリスク・リターンが分析対象外になっている。
(次回に続く)
 オリジナルのバランスファンドでほったらかし投資をはじめてみる2(松井証券)