2019年7月10日水曜日

松井証券のリスクリターンのデータで、10年後の成果予想をまとめてみる

長期投資予想/アセットアロケーション分析
により、リスクリターンと、10年後の運用結果をシミュレーションしてみる

条件は
投資額:100万円。初回一括投資、積み立てなし
期待リターンとして採用したデータは「リターン - 信託報酬」
投資期間:10年。松井証券でデフォルトで採用されている期間にそろえた。

分析対象は、以下の通り。

リターン(%)リスク(%)信託報酬(%)リターン/リスク-1σ-2σ
投資規模(%)
ロボアドのまま6.214.900.32380.4161-8.70-23.60100
3分法(?)4.311.200.16450.3839-6.90-18.10100
3倍3分法(?)12.933.600.47520.3839-20.70-54.30300
オリジナル1倍6.215.300.17030.4052-9.10-24.40100
オリジナル9.322.950.24450.4052-13.65-36.60150

リターン(%)リスク(%)信託報酬(%)リターン/リスク-1σ-2σ
投資規模(%)
日本株式5.918.900.15120.3122-13.00-31.90100
先進国株式8.420.800.10790.4038-12.40-33.20100
新興国株式9.924.500.19480.4041-14.60-39.10100
日本債券0.11.700.12960.0588-1.60-3.30100
先進国債券3.510.700.15120.3271-7.20-17.90100
新興国債券5.113.700.23760.3723-8.60-22.30100
国内リート4.519.200.18360.2344-14.70-33.90100
海外リート8.922.500.2160.3956-13.60-36.10100
5.619.700.50380.2843-14.10-33.80100

そして、結果。金額の単位は(万円)。
最頻値と、比率として上位10%,30%,50%(中央値),70%,90% の10年後の数値。

最頻値年率(%)0.10.30.50.70.9
元本割れ(%)
ロボアドのまま131.92.8283.0202.5160.5127.391.114.3
3分法(?)126.12.3218.4169.1141.5118.591.715.3
3倍3分法(?)89.3-1.1686.8341.4210.2129.464.321.1
オリジナル1倍133.22.9292.3207.5163.6129.091.513.9
オリジナル125.42.3448.7273.0193.3136.983.315.8

最頻値年率(%)0.10.30.50.70.9
元本割れ(%)
日本株式109.10.9306.4200.6149.5111.472.923.7
先進国株式128.92.6400.1253.9185.2135.185.715.3
新興国株式121.62.0483.3285.3197.9137.281.016.4
日本債券100.00.0107.4103.1100.397.593.648.1
先進国債券118.51.7200.2156.4131.8111.186.819.9
新興国債券124.72.2250.1183.2147.7119.087.217.2
国内リート92.5-0.8270.3174.7129.195.461.732.9
海外リート122.52.0427.1261.8186.4132.781.316.8
97.6-0.2292.5187.6137.8101.364.929.3

単一資産クラスだと、先進国株式、新興国株式、海外リートが優秀にみえる。
分散投資はどれも悪くはない。
3倍3分法は上ぶれしたときのリターンがとんでもないことになってる。
販売元の売り文句通りならリスクリターンは今回入力した数値よりも良く、
これ以上の結果が期待できる。
宝くじ感覚で残りのNISA口座で買えるだけ買ってみよう。

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