2019年7月5日金曜日

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界

the four GAFA 四騎士が創り変えた世界
(amazonへのリンク)

いわゆるGAFA
G グーグル
A アマゾン
F フェイスブック
A アップル
がいかなる存在か、それによる影響は何か、を解説した本。

およそ300ページでGAFAを、100ページほどでそれ以外について記述がある。
図も豊富で非常に読みやすい。

大まかにGAFAがヒトの何をつかむのか、の記述を読むと
グーグルはヒトの脳を拡張し、アマゾンはヒトの手足となって商品を持ってくる。
フェイスブックはヒトの心を満たすつながりを作り、アップルはセクシー、らしい。
アップルの評価されている理由として挙げられている記述が、私には理解できない内容だった。
(難しいという理由ではなく、宗教が違う、といった意味合いで。)

後半のnextGAFAでは有望な企業の紹介がある。
そのうちの一つ、マイクロソフトは見事に現在(2019.7.5)、1兆ドルを超える世界一の時価総額となっている。
アップル、アマゾンが1兆ドルを超えたのは一瞬だったが、マイクロソフトは割と長い期間1兆ドルを超えている。

10章では、著者の考える、個人が経済的成功を収めるための条件が記載されている。
作者は起業家のため、起業家寄りの成功条件となっている。
ただし、「私が知る中でいちばん幸せな人は、収入以下の生活ができる人だ。」という記述は、
起業家ではないサラリーマン、公務員などにも当てはまり、実行可能。
「豊かさとはいくら稼ぐかよりも、きちんと計画を立てることなのだ。」
…その内容には賛同するが、これを言っている人は億万長者なんだよなぁ、と考えると少し落ち込む。

世界最大級の企業の成功の理由や、自身が成功するための条件を大まかに把握することができる。
娯楽として読めるビジネス書。

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